末梢動脈カテーテル治療

閉塞性動脈硬化症とは、足の血管(動脈)の動脈硬化が進み、血管が細くなったり詰まったりする病気です。
足に十分な血液を保つことができず、歩いている途中で足のしびれや痛みが出現しますが、少し休むと回復するので病気と思わない方が多く存在しています。しかし放置すると足の先から紫色や黒色に変化し、腐って壊死に陥ります。残念ながら壊死に陥った場合には下肢の切断が必要になります。
心臓カテーテル治療と同様に足の動脈に対しても1泊入院での治療が可能です。手や足の血管(動脈)からカテーテルを病変部へ進め、バルーンやステントを用いて狭くなった血管を拡げます。

全ての患者様にカテーテル治療の適応があるというわけではございませんが、早期発見が重要な疾患です。

両腕と両足の血圧を同時に測定するABI検査で足の動脈の詰まりを非常に高い確率で見つけることができますので、いつでもお気軽にご相談下さい。

治療の流れ

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朝の受付
検査当日、受付後に病室へご案内します。
あいちハートクリニックでは、プライバシーに配慮した快適な入院生活がお過ごしいただけますよう、全室個室(洗面所、トイレ完備)でご用意しております。また、テレビや冷蔵庫等も備えておりますのでご自由にお使い下さい。

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脈拍・血圧測定
検査着に着替えて脈拍・血圧測定を行い、点滴を開始させていただきます。
治療開始までリラックスしてお過ごしください。

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カテーテルを挿入する場所(主に足の付け根もしくは肘)の消毒と麻酔を行います。造影を行い動脈の狭窄部位を確認し、カテーテルを通じてバルーンを狭窄部まで挿入ししっかりと拡張させます。部位に応じてステントを留置します。再度造影を行い、狭窄部位が十分に拡張したことを確認後、カテーテルを抜去して治療は終了です。
治療箇所や進行の状況にもよりますが、治療は約1~2時間で終了します。

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治療後は出血を防ぐために専用の止血ベルトで傷口を5時間程度圧迫します。
医師より治療結果と術後の注意点を説明します。
止血が完了すれば、食事やトイレ歩行は可能です。

5


翌朝、全身状態および傷口の確認を行い、問題がなければ退院可能です。
退院後は普段通りの日常生活が送れます。

治療費用

使用するステントの種類や数にもよりますが、カテーテル治療は全例高額医療となります。高額療養費制度の対象となりますので、所得で定められた自己負担限度額以上の費用は、後日(2~3ケ月後)医療保険から払い戻されます。 また、事前に手続きを済ませておきますと、入院分の費用に関して病院に支払う金額は自己負担分のみとなります(限度額適用認定証の発行)。
詳しくは医療事務スタッフまでご相談ください。